近年の資源制約・異常気象による環境問題への関心の高まりを背景に、今、どんどん出てきているEV(電気)自動車。
電気を利用しているので、排気ガスも出さないし、充電も安価。
エンジン・ルームが不要になることで、デザインやパッケージの自由度も高くなり、走行中の安定性や加速力が向上するなど、メリットがかなり多い車で、人気上昇中です。
これを読んでいるあなたも、興味があるのではないでしょうか?
そこで、今回はEV自動車の価格をメーカー別でご紹介したいと思います!
ご購入を検討している方のお役に立てれば何よりです!
内容としては以下の3つです
②価格や走行距離から見た人気車ベスト5をご紹介。
③最後にメーカー別の価格紹介を行います。
すでに購入したいメーカーがある方は<メーカー別価格紹介>から読むのがいいかなと思います。
しかし、最近ではどんどん色んなEV自動車が販売されています。
様々なEV自動車を知ることで、「やっぱりこっちの方がいいかも!」という新たな発見につながるかもしれません。
ですので、もしお時間に余裕があるようでしたら、すべての内容に目を通してみてほしいです。EV自動車、本当に進化しています!
日本で販売されているEV
現在販売中の《日本の》EV自動車をお伝えしますね。
■三菱(i-MiEV、ミニキャブ・ミーブバン)
■GLM(トミーカイラZZ EV)
■トヨタ車体(コムス)
【日産 リーフ】
日産(リーフ)は全世界累計で20万台以上販売されていて、グローバルに認知されているEV自動車の1つと言われています。
【日産 e-NV200】
日産(e-NV200)はリーフと比べて広い社内スペースがありますので、営業などで客先を回ったり配達用に使うとき便利とされ人気があるEV自動車です。
三菱(i-MiEV)
三菱(i-MiEV)は、世界初の量産電気自動車である軽EV。
官公庁や自治体での使用も多く、電気自動車の知名度を上げた車とされています。
GLM(トミーカイラZZ EV)
公道を走るレーシングカーとして生まれたGLMのトミーカイラZZは生産中止となっていましたが、2014年に【トミーカイラZZ EV】として生まれ変わりました!
小型・街乗り・セダンのラインナップが多いEV自動車の中で異彩を放つ車となっていて、モータースポーツファンからは人気を集めています。かっこいいですよね!
海外ブランドのEV自動車
現在販売中の《海外の》EV自動車を見ていきましょう!
■メルセデス・ベンツ スマート(スマート・フォーツー・エレクトリックドライブ、スマート・フォーフォー・エレクトリックドライブ)
■VW(e-up!、e-ゴルフ)
■テスラ(モデルS、モデルX、モデル3)
■ルノー(ゾエ、カングー Z.E. 、トゥイジー)
■ルノー / ルノーサムスン(フルエンスZ.E / SM3 Z.E.)
■シボレー / オペル(ボルトEV / アンペラ-e)
■エストリマ(BiRO)
メルセデス・ベンツ(スマート・フォーツー)(スマート・フォーフォー)
スマート(スマート・フォーツー)は、小型2人乗りの車。おしゃれなデザインで、街乗りに便利とゆうこともあり、日本でも人気の高いモデルです。
また(スマート・フォーフォー)は、4人乗りモデルとして誕生したEV車。
「2人乗りでは物足りない、でもおしゃれなEVに乗りたい」とい方におすすめの車です。
テスラ(モデルX)、(モデル3)
テスラ(モデルX)は、3列シート7人乗りができる広い車内スペースとなっています。
<大人も快適に乗れる、荷物もたくさん載せることができる、そして高級感がある>
と、いいことづくめ!
見た目のインパクトやかっこよさだけではなく、扉が大きく開くので荷物の出し入れなど使いやすさもアップし、人気が高い車です。
同じくテスラの(モデル3)は、高級モデルのみだったテスラのラインナップに加わった、大衆向けモデルです。
これまでよりもコンパクトになり、日本でも運転しやすいのではないか?と評価されています。
ちなみに右ハンドル仕様が、2019年以降に発売を予定されています!
今後デビュー予定の新型EV
さて、最後に今後新たに販売予定がアナウンスされているEV情報をまとめてみました!
※日本で販売予定のないEV自動車は、いくつか省かせてもらいました。
・GLM(G4)
・メルセデス・ベンツ(EQ C)
・ポルシェ(タイカン)
・VW(I.D. BUZZ)
・アウディ(e-tron)
・ボルボ(ポールスター2)
・日産(インフィニティ)
・ジャガー(I-PACE)
・DS(DS 3 クロスバック)
・FOMM(ONE)
・メルセデス・マイバッハ ヴィジョン(メルセデス・マイバッハ6)
・BMW(i ビジョン・ダイナミクス)
テスラ(モデルY)は、大衆向けと予想されており、実際に発売されたら爆発的ヒットとなる可能性があるとされている1台!
ポルシェ(タイカン)は、EVでありながらポルシェ911のようなステータスを目指す新型車!
2020年に発売と言われていて、EV自動車でもポルシェらしい車に期待されている方が多い、とても注目されている車です。
人気車はどれ?価格・走行距離から見たランキング
様々なEV自動車が増えてきていることが、先に述べた紹介で伝わったかと思います。
ではここから、どのEV自動車が人気なのか価格や走行距離を踏まえたランキングでご紹介していきたいと思います!
発表!人気EV車ランキング:ベスト5!
筆者が調べた時点でのEV車ランキングをつけてみました!
どんなEVを選んだら良いのか迷ってる方は、ランキングから判断してみるのも手かもしれませんね!
ランキングが高いという事はそれだけ多くの人に支持されているという事です。
第5位◆メルセデス・ベンツ(スマートフォーツーエレクトリックドライブ)
価格は新車で271万円~。
急速充電はできないのですが、買い出しや送り迎え等のセカンドカーとして人気が強いようです。
第4位◆トヨタ( eQ )
2012年9月に限定で100台、販売されました。
電力消費率(電費)が104Wh/kmと、ホンダの「フィットEV」106Wh/kmを下回り、世界最高レベルの電費性能車となっています!
価格は新車で360万円~。eQは急速充電も可能でした。限定100台というのが今となれば残念ですね…。
第3位◆日産(リーフ)
先にご紹介していた日産(リーフ)がここで登場!第3位でした。
全世界で20万台を販売、世界でも最も人気のあるEV自動車の一つになりました。
急速充電可能で、新車価格は273万8880円~。
第2位◆ルノー (ゾエ)
発売当時NEDC(新欧州ドライビングサイクル)の基準で210kmだったゾエ。
しかし2016年に航続距離を最大400kmにまで大幅改良したゾエが発表され、人気が上昇。
街乗りなども、300km程度と言われています。
もちろん、急速充電可能。新車価格は292万円~。
※ただ、このルノー(ゾエ)は日本で販売されていません…。残念です!
第1位◆テスラ(モデルS)
「オートパイロット」という自動運転によって、一躍世に名を知られるようになったテスラのモデルS。
自動運転の他にも、航続距離・加速など、性能も非常に高いレベルを実現しているEV自動車。日本では2014年09月に発売されています。
新車価格は933万円~。
他と比べると一気に値段が跳ね上がった感がありますが、それだけ性能が充実している、プレミア感ある車なのだと思います。《自動運転ができるEV自動車》って、なかなかないですし、やっぱり“それだけの価値が十分ある車”と言えるのではないでしょうか。
一充電走行距離も500kmと、ベスト5の中で断トツの1位です。
文句なしですね!
乗りたいメーカーが決まっている人におススメ!メーカー別価格表
では、今度はメーカー別に整理して価格を紹介していきたいと思います。
すでに「このメーカーで購入を検討している」という方は、ぜひこちらの内容を読んでいただきたいなと思っています。
※注意※ 金額は変動している可能性もあります!目安としてご覧ください。
< 日産 >
価格:312万2280円~、補助金適用価格:279万2280円~。
価格:374万1120円~、補助金適用価格:347万7120円~。
リーフとe-NV200だと、e-NV200が60万ほど上になりますね。
しかし、どちらも非常に人気のある車です。購入の際は価格含め、性能や用途をよく吟味してご購入を検討していただけたらと思いますね。
< 三菱 >
価格:M 226万1520円~/X 283万8240円~、補助金適用価格:M 214万6520円~/X 266万2240円~。
EV自動車の中では価格を含め、手がだしやすい車かなと思います。
< GLM >
販売価格:4,000万円(想定)
価格:800万円~、※補助金額:198,000円
EV版フェラーリを目指すG4にとっては相応しい価格帯と言われているようですが、それにしても物凄い金額です。
一般の方は…ちょっと大きすぎる金額ですよね!
わたしも、「家が建つなぁ…」と、ただただ驚愕してしまいました。
< テスラ >
価格:820万0000円~、補助金適用価格:765万9200円~。
※補助金額:600,000円
価格:390万0000円~(※予定)
テスラのモデル3はSやXに比べるとかなり購入しやすい額です。
テスラのデザインや性能が好きな方にはぜひおすすめしたい車ですね!
< BMW >
価格:499万円~、補助金適用価格:462万5000円~。
BMWのイメージの車とは異なるデザインですが、この車は実は車内がすごいんです!
見た目よりも中はすっきりとしていて広く、「小さな居間のようでほっこりする」という声も。
その内装の良さに「あれ、意外といいじゃん!」と言われる方が多いのが、このBMW(i3)ですね。
値段、性能、様々なEVたち。
ザックリとご紹介してきましたが、いかがでしたか?
価格だけで見てみると、三菱の【i-MiEV】がもっとも購入しやすい金額かなと思います。
個人的には、BMWのi3が気になりました。あなたは、気に入ったEV自動車ありましたか?
~最後に~
最近では種類も大幅に増え、補助金などのサポートもあることでずいぶん身近に感じられるようになってきたEV自動車。
“ランニングコストが良く、環境にやさしい”EV自動車を、どんどん生産しているという背景には、異常気象・自然災害悪化を止めたいという思いがあると思います。
なかなか“地球のために”と考え、行動することはできないかもしれませんが、私たちが簡単にできる方法の1つとして、《EV自動車の利用》、があるのかもしれません。
EV自動車は、現段階ではまだデメリットが多く、なかなか広まっていきません。
しかし、技術の向上により航続距離が伸びたり、多くの人がEV自動車に乗ることで
充電ステーションの問題解消につながったりすれば、それらは徐々に改善され
ますますEV自動車を購入しようと考える方が増えていくことでしょう。
そのためにも、デメリットを減らす政策など、少しずつでもしていってほしいですね。
今後は車選びの選択肢に、EV自動車が当たり前に入ってくる時代がくるかもしれません。EV自動車の環境、価格を含め、今後に期待したいですね!
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