EV充電スポットの象マークは何!?チャージスルゾウの役割とは?

皆さん巷でこんな象さんマークを見かけたことありますか?

よーく見ると、長ーい象さんのお鼻の部分がプラグになっていますよね。

そう、じつはこの象さんたちはNCSのEV自動車充電スポットのマーク。

チャージスルゾウなのです!

 

チャージスルゾウって便利なの?

 

はっきり言いましょう。とっても便利なのです!

NCSとは合同会社日本充電サービスの略で、TOYOTA・日産・HONDA・三菱という名だたる車メーカーが 集まって、より良いEV自動車の利用環境、EV充電スポットの普及のために作った会社なのです。

多くの充電スタンドが本充電サービス(NCS)の充電ネットワークとつながっており、他の認証カードの大本ともなるサービスです。

日本で現状普及している多くの他の充電カードもこのNCSカードと提携しており、NCSカードさえ持っておけばほぼすべての充電スタンドが使い放題といっても過言ではありません!(※一部例外はあります)

そう。充電カード界のガリバー、いやまさに巨象ともいえるのがNCSカード。

その目印がこのチャージスルゾウなのです。

 

ピンクのチャージスルゾウとグリーンのチャージスルゾウの違いとは?

 

便利に使い分けたい2匹の象さん

実はこの2匹のカラフルな象さんたちには大きな違いがあるのです。

もちろんただ可愛らしく色分けされてる訳ではないんです。

この色の違いが実は重要なポイントなんです。

なぜならピンクの象さんは急速充電器を

グリーンの象さんは普通充電器を表しているのです。

 

そもそもEV自動車の充電時間は

普通充電器で4~8時間

急速充電器で15分から60分

が平均となります。

 

つまりこれから用事があるのに充電がない!

という場面で普通充電器を探す人はいないわけで、充電方式によって使用意図がはっきりと変わってくるのがEV充電器の特徴であると言えます。

 

またこれだけ充電時間が違っているということは、EV自動車ユーザーの充電スポットの使い方は大きく分かれてくると思われます。

走行距離が多く、自宅等での普通充電分でまかなえない分を、出先でさっと充電したいという人は当然、急速充電器を主に使いたいユーザーとなると思われます。

逆に例えば、六本木ヒルズの第2駐車場ではNCS対応普通充電器が239台(!)あるわけですが、六本木ヒルズの住人、または近隣の方たちがおそらく夜に一晩充電したり、または社用車を日中普段充電させておいたりとの使用が予想されます。

さらに主に近距離の買い物や営業にしか使用しない場合は極端な話、使用する充電スタンドはほぼヒルズ内の普通充電器のみと限られてくるかもしれません。

つまり前者のユーザーは普段は自宅の自前の充電器で普通充電を利用し、外ではNCSの急速充電器を使いたいユーザー。(ピンクのチャージスルゾウ派)

後者のユーザーは

特定の普通充電器のみをNCSで使いたいユーザー(グリーンのチャージスルゾウ派)

という事になると思います。

さらには、勤務先or自宅近くのNCS普通充電器などを使いつつ、出張先のNCS急速充電器もガンガン使っていきたいユーザーも当然いると予想されます。

そんなユーザーの皆さんが気がかりなのはやはり・・・

 

ほかにもピンクのチャージスルゾウとグリーンのチャージスルゾウの違いはあるの?

 

あります。もちろんあります。

それはずばりコスト(料金)です。

これですよね。皆さん気がかりなのは。

せっかくEV自動車に乗っているのだからランニングコストはお得に済ませたい。

ガソリンが全く安くならない昨今。切実です。

 

そこでNSCカードは

ピンクのチャージスルゾウの急速充電器派と

グリーンのチャージスルゾウの普通充電派と

両方欲張っちゃいたい急速普通併用派の

皆さんそれぞれのニーズにあった3種のカードが用意されているんです。

どうですか?それぞれかなり条件が変わってきますよね?

使うニーズを把握してカードの種類を絞れば無駄なお金を使わずにすみます。

ここはじっくりと自分のニーズと相談して選びたいですね。

 

また、NCSカードは特定のメーカーの車を所有しているユーザのみなど限定されていませんので、ほぼ縛り無しで加入、使用ができ、上記に挙げた4社の車メーカーの販売店を含め、一部のコンビニ、ショッピングモール、病院駐車場など実はありとあらゆる場所に点在する充電スタンドをチャージスルゾウを目印に使用することができちゃうのです。(※4社すべての販売店に必ず設置されているわけではありません)

NCSカードをまるで自動改札に交通系カードをかざすように充電器スタンドの読み取り部にスッと当てればそれだけでOK。

このノンストレスは癖になってしまいそうですよね。

一つ重要な注意点としてはやはりグリーンのチャージスルゾウのカードを持った場合

当然ピンクのチャージスルゾウのスポットは使えません。

逆ももちろんしかりです。

両方使えるのは急速・普通併用のカードのみです。

 

またカードを持ってなくても携帯電話で認証をすれば、チャージスルソウの充電器スタンドは使うことができます。

いざという時のために頭にいれておくと良いですね。

(この場合支払いはクレジットカード払いになります)

 

チャージスルゾウさんを使いたい!ゾウさんはどこにいるの?

 

電気充電スポットは年々増加しています。

特にEV自動車が苦手とされる長距離使用(出張・旅行)などに耐えうるよう、旅館、ホテルなどでの設置がとても増えてきました。

またコインパーキング、コンビニエンスストア駐車場、高速道路パーキング、サービスエリア。

さらにはショッピングモールに病院の駐車場などにも。

チャージスルゾウさんは日本全国あらゆるところであなたを待ってます。

もっと知りたい人は

日本充電サービスの公式サイトの充電スポットMAPを見るもよし、充電スポット一覧を見るもよし、チェックしてみてくださいね。

 

まとめ

・チャージスルゾウとはNSCのEV充電スポット、サービスのシンボルマークだった!

・使える充電スポットはTOYOTA・日産・HONDA・三菱の自動車販売店設置のスポットから、大型モールの駐車場設置のスポットまで日本全国津々浦々多種多様!

・便利すぎるチャージスルゾウはピンクが急速充電、グリーンが普通充電用。

・NSCカードは誰にでも作れるとっても利用範囲の広い最強のEV自動車充電カード。

・しかも3種類でピンクとグリーンののチャージスルゾウを使い分け!

 

さ・ら・に!

2018年に入りNCSの充電器が全国で2万基を突破しました。

急速充電器 約6000基

普通充電器 約14600基

となりました。

現在全国で減り続けているガソリンスタンドは現在約2018年現在3万3千個所です。

だいぶ迫ってきますね。

ガソリンスタンドと違い初期費用も人権費もも少なくすむコンパクトでクリーンなEV充電スポットですから、これからもEV自動車の普及と共にどんどん増える事はあっても減ることは無いでしょうね。

近い将来ガソリンスタンドの数を超すのも現実として見えてきました。

すでにEV自動車をご利用の皆さんも、これから乗り換えようかな~とお考えの皆さんも

まずは街に出たときこのチャージスルゾウを探してみてみませんか?

ガソリンスタンドの給油器よりもコンパクトで自販機よりも目立たないEVスポットは気を付けて見てみれば実はあなたの街のあちこちに点在しているはずです。

そしてそこにはEV車を当然のように充電している人たちもいるはずです。

そう、EV車はもうこんなにも身近に来ているのです。

ご近所のチャージスルゾウさんとご一緒によりよい便利でクリーンなEV車ライフを送りたいですね!

 

※画像、NCSカードの表はすべて出典日本充電サービスの公式サイトより。

 

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