【最新版】販売中のPHVとPHEVの車種一覧!

電気とガソリンを用いて走り、外部機器からの充電が可能なPHVとPHEVの自動車の人気は年々拡大し、販売車種のラインナップも増えています。

車の購入をお考えの皆さまの参考になるよう、各メーカーから販売されている新車購入可能な車種をPHVとPHEVに絞ってまとめました。

HONDA:クラリティPHEV

2030年までに自動車の販売台数の2/3を電気自動車にすることを目標にしているHONDAから登場したクラリティPHEVは、HONDAの目標を体現するかのようなパワフルかつユーザーフレンドリーな車種になっています。

EV(=電気)走行で114.6kmを実現する大容量バッテリーを搭載しているため、安心して長距離移動することが可能です。ハイブリット走行では28.0km/Lとなっています。

急速充電ポートや安全運転をサポートするHONDA SENSING、ETC車載器などが標準装備なのもユーザーにとっては嬉しいポイントです。

TOYOTA:プリウスPHV

プリウスPHVの特徴として電気のメリットをフル活用している点が挙げられます。

付属のコネクターを指すことで、プリウスPHVが最大電力1500Wの国内標準100V電源に早変わり。アウトドアやキャンプでの活動がより豊かになります。オプションによる太陽光発電を利用すれば、1日最大6.1kmの充電が可能です。まさに「移動する電源」と言えます。

EV走行は68.2kmとなっており、ハイブリット走行でも37.2km/Lとなっているため、日々の走行に心配はいりません。万が一充電が無くなってしまっても、急速充電では約20分で満充電の80%を充電できるほか、バッテリーチャージ機能で走行しながらの充電も可能です。

 

三菱:アウトランダーPHEV

PHEVの車種で世界一売れているアウトランダーPHEV。

街で目にしたことのある人も多いかと思います。

メーカースペックを見ると、EV走行が65.0km、ハイブリット走行は18.0㎞/Lとなっており、競合他社のPHEV・PHVの車種よりも航続距離が短く感じます。しかし、4WDのパワフルな走行と充電用モーターの搭載による安心感、SUVによる走行の楽しさを兼ね備えているのが、アウトランダーPHEVの魅力です。

走行の楽しさだけでなく、プリウスPHVと同じように国内基準の100V電源としても利用可能です。コンセント式なのでアダプターは必要ありません。

アウトランダーPHEVはあらゆる場面で活躍する車種と言えます。

メルセデスベンツ

執筆現在、メルセデスベンツではEクラスとGLAクラスから2車種のライナップ。それぞれ全く異なるキャラクターを打ち出しています。

E350e アバンギャルドスポーツ

メルセデスベンツのEクラスとして初めて販売された「E350eアバンギャルドスポーツ」は、安全な運転をサポートする高精度のセンサーを搭載。このセンサーにより、車間距離の維持や危険を回避しながらの車線変更、車線逸脱の防止、ディスプレイへの標識表示を可能にしています。また、事故や故障といった緊急時に自動でコールセンターと繋がる24時間緊急通報サービスを10年間無料で利用できるなど、ユーザーの安全と快適性を追及しています。

スマートフォンを使い遠隔操作で駐車を行ったり、目的地を反映させたりと、最新のシステムを使えるのも特徴です。

GLC 350 e 4MATIC Sports

アクセルを踏んで5.9秒で時速100kmに到達する高い加速性能を誇る4WD SUVのスポーティーなGLC 350 e 4MATIC Sports。リチウムイオンバッテリーを搭載したことで、PHVならではの静かさとパワフルな走行性を両立しています。

EV走行が30.1kmと航続距離が短いですが、エンジン、もしくはブレーキ時に発生するエネルギーを電気に変えることで走行中の充電が可能です。

BMW

PHEVを5車種販売しているBMWは全車種自動回生充電を備えています。海外メーカーでありながら、充電用ソケットは日本仕様のものを装備しているのもユーザーにとっては嬉しいポイントです。

全モデルBMWのアプリを使い、現在地から充電可能な施設を検索してナビに反映させたり、乗車前に冷暖房を作動させておいたりなど、スマートフォンとの親和性が魅力です。

530e

世界で800万台以上の販売実績のある5シリーズは、部分的に自動運転を可能にするなど最先端のモデルです。

トルクの高いモーターを搭載し、EV走行で時速120㎞までの速度域を実現。高速道路でも余裕をもって走行できます。

330e

スポーツセダンとして人気のある3シリーズ特有のアクセルの踏み始めから感じる加速の良さを損なわないと高評価の330e。EV走行で36.8kmの走行が可能です。

740e

カーボンファイバー強化樹脂を使ったボディを量産モデルで初めて採用するなど、BMWの挑戦的な姿勢が伺えるモデルです。

完全に電気のみで走行できるMax a Driveモードを選択することで、ほぼ無音で走行するゼロ・エミッション走行が可能です。EV走行は42.0kmとなっています。

全長は5110mm、全幅が1900mmと大きなボディですが、左右のホイールが幅広く取られており、ホイールベースも長く設計されているため、快適で安全な運転を提供しています。

X5 xDrive40e

4輪駆動システムにより、あらゆる路面をパワフルに走破できるため、車で遊びに行く人にピッタリなモデルと言えます。

最長31.0kmのゼロ・エミッション走行が可能なほか、バッテリーの収納を床下にすることにより、荷室(ラゲージルーム)を広く確保していることも特筆すべきポイントです。

225xe Active Tourer

電気モーターとバッテリーを後方に設置することにより、車体バランスに優れ、コーナーリング性能を向上させています。

ドライビング・パフォーマンス・コントロールにより、目的に合わせて車の性能を3つ切り替えることで街乗りから長距離移動までどの場面でも最適な走行が可能です。

VW(フォルクスワーゲン)

9つのエアバッグの装備や衝突を感知して減速する機能を搭載するなど、ドライバーと搭乗者の安全性を考慮した設計に高い評価が集まるVWからは2車種のPHEV車が販売されています。

Golf GTE

通勤やショッピングに最適なEV走行の「Eモード」、長距離運転に最適な「ハイブリットモード」、VWならではの走行性が楽しめる「GTEモード」を搭載。さらに渋滞時の追従や車線逸脱防止、速度の上限を設定する機能など部分的な自動運転ができるのなど、VWならではの安全性に加え、ドライバーの疲れを軽減するシステムに魅力を感じます。

PASSAT GTE

見た目とは裏腹に広いトランクルーム約402ℓも確保しており、旅行などでの荷物の収納にも困りません。

航続距離はEV走行53.3km、ハイブリット走行20.9km/Lとなっています。

PASSATの特徴として挙げられるのはプロジェクターシステムです。
ドライバーが前方から視線を外すことなく様々な情報を取得することに役立ちます。

安全性と快適性、利便性を兼ね揃えた車種と言えます。

アウディ:A3 Sportback e-tron

VWの傘下でありながら曲線的で都会的なオリジナリティのあるデザインが人気のアウディのA3 Sportback e-tronは、燃費の安さがウリとなっています。

燃費を抑えることができるポイントは4つの走行モードにあり、回生充電をするモードだけでなく、バッテリー残量に応じたモードが用意されています。バッテリー残量に応じたモードを選択することでバッテリー切れを防ぎます。

スマートフォンとの連携を強化するアプリ“Audi connect services”を提供しており、ドアロックやエアコンなどをスマートフォンで操作・確認することが可能です。

ボルボ

ボルボのPHEV車は共通して電気モーターのみを使う「Pureモード」と最適な動力を自動で切り替える「Hybridモード」、そして電気とガソリンを両方使う「POWERモード」を備えています。また、センターディスプレイで座席の調整を含め、車の設定のほとんどを行えるシンプル操作も魅力的です。

Vシリーズにはオフロード走破性を高めたクロスカントリーシリーズもラインナップされています。

V60

外車でありながら車幅1850mmとなっており、日本の道路でも乗りやすいモデルです。

ボルボは2020年までに事故による死傷者を0にすることを目標としており、新型のV60にも16種類もの安全機能が搭載されています。中でも自動ブレーキと、自動ブレーキでは避けられない衝突を自動でステアリング操作をして回避する機能など、対向車との正面衝突を防ぐ機能は事故での生還率を高める上で重要な機能と言えます。

XC60

2017年から2018年にかけて、日本カー・オブ・ザ・イヤーを始め世界各国で様々な賞を受賞しているXC60。最大トルク400Nmのエンジンの他、リアにも最大トルク240Nmのモーターを搭載し、オフロードでも余裕の走破性を見せます。

V60よりも一回り大きいボディは積載量アップや空間の広さに繋がっています。

V90

1998年の販売終了から20年の時を経て2017年に販売が開始されたV90はボルボのステーションワゴンの中で最も高級な車種です。

フルフラットシート、座席ごとにエアコンの風量や温度を個別に設定できるなど、居心地の良さが抜群です。

XC90

前モデルよりもボディが大きくなったにもかかわらず、約120kgの軽量化に成功し、燃費を向上しています。大型のSUVとして、パワフルな走行と快適な居住性を両立させており、ボルボ最高級車種として高い満足度を得られます。

Panamera E-Hybrid Models

ーカーとして使えるセダンタイプの「パナメーラ」はポルシェ初の4ドアセダンとして発表当初話題になりました。

スポーツカーのイメージがあるポルシェらしく最高速度278km/h、4.6秒で100km/hに達する加速性はPHEV車種の中でもトップクラスのパワフルさを誇ります。ターボモデルに至っては最高速度310km/h、3.4秒で100km/hに達します。

EV走行でも最高速度140km/hを出せるので、高速道路でも余裕のある走行が可能です。

Panamera E-Hybrid Modelsは40km/Lと燃費もトップクラス。

走ることに長けたPHEV車と言えます。

【まとめ】PHEV車種はさらに増えます!

日本で新車購入が可能なモデルをご紹介しました。

日本で発売時期が正式に決まっていない車種もあり、今後ますますPHEV車の選択肢が増えていきます。新モデルが発表されるのか、それとも従来のモデルが変化するのか。人と環境に優しい車種が増えるのが今から楽しみです。

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